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みなさんは最近、動物園や水族館に行きましたか? 一昔前まで、「動物園や水族館は子どもが行くところ」と思っている人が多かったかもしれませんが、今はそんなことはありません。斬新なアイデアで、子どもはもちろん大人も楽しめる動物園や水族館が続々と登場して話題になっています。 とはいってもこの十数年は、少子化やバブルの崩壊、レジャーの多様化などの影響で来園者が減少、経営難に陥る施設もたくさん出るなど、動物園や水族館にとって厳しい状況が続いていました。 そこで、観客を呼び戻そうと施設の再生を試みた動物園、水族館が取り組んでいるのが“環境エンリッチメント”。これは、動物の立場からみて幸福な暮らしを実現することを目標に、飼育されている動物たちの健康、衛生だけでなく、心理にも配慮した環境をつくるという考え方です。 何もすることがないと動物はストレスを感じて異常行動をとったり胃潰瘍(いかいよう)になったりするそうです。そこでストレスを感じさせないように住まいや食事、遊びに工夫します。 たとえば、エサなら決まった場所で与えるのではなく、ばらまいたり隠したりすることで少しでも野生に近づけるようにする、木に登って休む習性のあるゴリラの飼育舎には大きな木を植える、頭が良く縦横無尽に動きまわるチンパンジーには棒のような頭を使う遊び道具を与え、立体的な建造物で遊ばせるといった具合です。 その結果、動物たちが見違えるように生き生きとした姿を見せるようになり、来園者たちを楽しませるようになりました。
人気の秘密は動物たちの自然な姿
この環境エンリッチメントに加え、動物の自然な姿を見せる展示方法で話題沸騰、TVドラマにもなったのが北海道の旭山動物園。全国から旭山動物園ツアーが企画されるほどの人気で、昨年の入場者数は300万人を超えました。 人気の秘密は、従来の動物園のように動物の姿形をただ見せるのではなく、動物本来の行動や能力を、できるだけ自然に近い姿で見せようと、展示にさまざまな工夫をしているところ。たとえば、ペンギンのプールに設けた水中トンネルからは、空を飛ぶように泳ぐペンギンを見ることができます。また、本来高い樹の上で生活するオランウータンのために地上17メートルの空中運動場をつくり、綱渡りでエサをとりに行く姿が見られます。また、ホッキョクグマのプールの壁に窓をつけ、豪快なダイブや泳ぐ様子を水族館のように観察できるなど、動物たちの自然な姿を間近に見ることができます。 旭山動物園だけでなく、全国で展示方法に工夫をこらす動物園、水族館が増えています。東京の多摩動物公園でもオランウータンのスカイウオークが大人気。上野動物園では透明パネルのすぐ向こうをトラが徘徊、横浜市のズーラシアでは熱帯林や草原が自然に近い形で再現され、ジャングルに迷い込んだような気分にさせられます。福島県の水族館アクアマリンふくしまでは、自然のままにさまざまな魚が一緒に泳ぎ、イワシの大群を襲うマグロや、逃げまどうイワシの群れを見ることができます。
のんびりながめて心をリフレッシュ
今の動物園や水族館は大人も十分楽しむことができる場所になりました。動物たちの自然な姿を眺めていると、わくわくしたり、癒されたり、夢中になること間違いなし。知らないうちに時間が過ぎてしまいます。 人間が動物とふれあうことで元気になったり癒されたりすることは昔から知られています。最近は動物とのふれあいを通じ情緒の安定や身体機能の回復を図るアニマルセラピーが注目され、ボランティアの人などが動物を連れて高齢者施設などを訪問するほか、施設からバスで動物園に来園する例も増えているそうです。 元気な動物の姿は、見ている私たちを楽しい気持ちにさせてくれますし、しぐさや表情を見ていると、心がなごみ癒されます。おすすめなのは、お気に入りの動物をただのんびりと眺めること。きっと心がリフレッシュされることでしょう。 動物園、水族館に行くときは、双眼鏡を持って行くと、動物の細部をはっきる見ることができて便利。新たな発見もあるでしょう。メモ帳やスケッチブックがあれば、気がついたことを書きとめたり、さっとスケッチできてよい思い出に。 水槽のガラス面にさわれる水族館では、眺めるだけでなく、ガラスに耳をあててみましょう。イルカなどの水槽では鳴き声が聞こえることもあります。 動物や魚たちがエサを食べるシーンを見るために、食事の時間をぜひ調べておきましょう。動物や魚たちがエサを求めて活発に動く姿は必見! お見逃しなく。